近藤悠太
SES2026 で VibeGuard の論文を発表しました。次の発表は CSS2026(2026.10.22、浜松)です。

マイコン上で動作する AI と、AI 生成コードの診断ツールを開発しています。

研究では、振動、音響、画像を SPRESENSE 上で判定しています。診断ツールの VibeGuard は 4 つのストアで公開しており、2026 年 9 月に SES2026 で論文を発表しました。

下のエディタでは、配布版と同じ VibeGuard の解析エンジンが動作しています。コードを編集すると、その場で再診断します。入力した内容は、外部へ送信しません。

解析エンジンを読み込んでいます。

バージョン
0.3.6
検出ルール
85単一ファイル 74、ファイル横断 11
対応言語
11
自動修正
7確認なしで適用できるものは 1

制作物

VibeGuard

AI 生成コードの脆弱性を 3 つの場面で検出する診断ツール

コードを書くとき(VS Code / Open VSX)、読むとき(Chrome)、マージする前(GitHub Actions / CLI)の 3 つの場面で、同じ解析エンジン(analyzer-⁠core)が動作します。インジェクション、秘密情報の埋め込み、認証の省略、スタブのままの実装を、同じ基準で検出します。解析は手元の端末で完結し、コードを外部へ送信しません。

  • 解析エンジンは analyzer-⁠core の 1 つです。4 つのストアのいずれから導入しても、同じ判定になります。
  • SES2026 で一般論文として発表しました(2026.09.11、慶應義塾大学 日吉キャンパス)。CSS2026 では、一般発表 4D2-⁠3 で発表予定です(2026.10.22、浜松)。
  • 85 ルール、11 言語に対応しています。内訳は単一ファイル 74、ファイル横断 11 です。対象言語は c / cpp / csharp / go / java / javascript / kotlin / php / python / ruby / typescript です。
  • 自動修正は 7 件あります。確認なしで適用できるものは 1 件のみで、残りは needs-⁠review と表示し、人が判断します。

EdgeOps Command Agent

点検データから作業指示を生成する保全向けマルチエージェント

Microsoft Agent Hackathon 2026 特別賞(個人部門)

異常検知後の作業までを対象とする、Azure ベースの保全 AI です。センサ、画像、点検メモ、マニュアル、故障履歴を 8 つのエージェントで処理し、リスク判定、原因の推定、作業指示、報告書を出力します。出力した結果に対して、人が承認、修正依頼、却下のいずれかを選択します。この操作は監査ログに記録します。

Azure OpenAI / Semantic Kernel / Multi-Agent / RAG / FastAPI / Next.js

Maison Passage

片道航空券 2 枚で組み立てる海外旅行プランナー

片道航空券 2 枚の組み合わせで海外旅行を検索するプランナーです。Codex の Planner / Generator / Evaluator の 3 役をローカルで反復実行して開発しています。仕様は specs/spec.json の 1 ファイルで管理し、スプリントごとに機能を追加しています。現在はスプリント 10(複数地域をまたぐ経路の現実性と、ラベルの整合)に取り組んでいます。

Next.js / TypeScript / Codex / Multi-Agent / Skyscanner / Travel

Mountain Supply System

山小屋補給品の在庫・受注・売上管理

山小屋の補給品を管理する小規模な業務システムです。Java と Spring Boot で開発し、SQL とテストまで一通り実装しました。商品マスタ、入出庫履歴、注文ヘッダと明細、ユーザー認証を別のテーブルに分離し、集計は JOIN と GROUP BY で記述しています。

Java 21 / Spring Boot / Spring Security / H2 / JUnit 5 / REST API

Zumen LLM Docker Lab

図面業務を LLM で半自動化する実験基盤

図面画像の説明生成、判定理由の文章化、プロンプトのバージョン管理、顧客別の用語集、評価データの自動採点、監査ログを、1 つの FastAPI + htmx アプリとして実装しました。Docker / Dev Container で再現でき、LLM は mock と OpenAI 互換 API を切り替えられます。

FastAPI / htmx / SQLite / Docker / LLM / OCR

研究

2026

DroneInspector

インフラ点検向けエッジ AI ドローン

狭小なインフラ空間の点検を想定した研究です。SPRESENSE 上で、撮像、画質ゲート、分類、証跡の保存、監督制御までを実行します。ぼけた画像や白飛びした画像を、分類へ渡す前に画質ゲートで検出することを重視しました。

SPRESENSE / Drone / TensorFlow Lite Micro / MobileNetV2 / Quality Gate

2026

pdm_edge

加速度・音響を用いた異常検知エッジ AI

加速度 3 軸と音響の 4 チャンネルを FFT で特徴量に変換し、SPRESENSE 上で動作する軽量な異常検知モデルを構築しました。

SPRESENSE / FFT / Random Forest / MPU6050 / MAX4466

2026

anomaly-event-api

異常検知の結果をイベントとして運用する API

画像のアップロード、異常検知、判定の説明、イベントの保存、ダッシュボード表示を 1 つの API として実装しました。検知後の運用までを対象としています。

Node.js / TypeScript / PyTorch / Grad-CAM / AWS SAM

2025

Eltres_CO2_Mapping

ELTRES 通信による CO2 濃度マッピング

SPRESENSE と ELTRES で CO2 濃度と位置情報を交互に送信し、都市部と郊外の濃度差を地図上に可視化しました。

ELTRES / SPRESENSE / MATLAB / IoT / Sensor

学会発表

  1. 発表予定

    VibeGuard Compiler:コンパイラ最適化におけるセキュリティ性質消失の追跡と第一喪失点の特定

    コンピュータセキュリティシンポジウム 2026(浜松)、一般発表、4D2-3 セキュア開発 2

  2. 発表済

    AI生成コードの採用判断点に基づくマルチコンテキストセキュリティ診断配置方式の提案とVibeGuardによる検証

    ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム 2026(慶應義塾大学 日吉キャンパス)、一般論文、コード解析・セキュリティ・テスト支援

    論文ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2026論文集、pp. 78–85(情報処理学会 電子図書館)

  3. 発表済

    振動・音響センサを用いた異常兆候検知システムの開発と AI 識別モデル構築

    電気学会 電子・情報・システム部門大会(金沢工業大学)、学生ポスター、PS8-8

  4. 発表済

    LoRa通信とAIを活用した振動検知による異常予知システムの構築

    電気学会 U-21 学生研究発表会、学生研究発表、2D-2 · 奨励賞

受賞と記事

プロフィールと連絡先

開発したものが動作しても、現場で使われなければ意味がないと考えています。そのため、センサ、端末上の推論、通信、API、画面までを一通り自分で実装しています。送信するデータは必要な分に絞り、検知結果は記録して、あとから参照できるようにしています。

仕事や研究のご相談は、GitHub のプロフィールからご連絡ください。

名前
近藤悠太(Kondo Yuta)
分野
エッジ AI、組み込み
拠点
広島
プログラム
SecHack365 2026 トレーニー(研究駆動コース)
資格
AWS Certified Solutions Architect – Associate
英語
TOEIC 880
アカウント
YUTAKONDO1205(GitHub)、kd_yuta(Elchika、Zenn)